プレーリードッグの飼い方

プレーリードッグ

プレーリードッグは正式にはグロプレーリードッグといいます。プレーリードッグは元々北アメリカのグレートプレーンと呼ばれる大草原で生息していました。プレーリードッグはこの大草原で地下1m〜4mあたりの深さに長さ数m〜30m程度の長さの住まいをつくり生活していました。プレーリードッグの天敵はハヤブサ、ワシ、アナグマ、ガラガラ蛇などです。プレーリードッグは天敵から身を守るため、巣の穴の周りを高くし、見張れるようにしています。プレーリードッグの家族はオスが1匹に対してメスは数匹と子供たちがいます。その家族のことをこてリーといいます。プレーリードッグの子供たちは生後2年までコテリーに残ります。プレーリードッグはコテリーの仲間でありかはキスのような仕草をして判断しているといいます。またいくつかのコテリーをまとめてワードといい、いくつかのワードをまとめてタウンといいます。

プレーリードッグの飼い方

プレーリードッグを飼うにはケージまたは大きめの水槽が必要です。どちらでも問題はないのですが、それぞれに注意点が必要です。プレーリードッグは長い爪を持っているため、ケージで飼うとケージの側面を登ってしまい、落ちて怪我をするという危険があります。水槽で飼うとこの危険性はないのですが、湿気がこもってしまいます。湿気がこもると清潔を保つことが難しくなります。注意点はまめに掃除をして清潔を保つことです。

 温度管理など周りの環境も整えてあげる必要もあります。夜は静かに休めるような環境にしてあげましょう。直射日光が当たるところや、エアコンが直接当たるとこなど、室温が急激に変わる位置はいけません。プレーリードッグは決して暑さに強い動物ではありません。また地下で生活し、上からくる天敵に敏感な動物です。プレーリードッグの上で音を立てたりすることはやめましょう。

プレーリードッグの餌

プレーリードッグは草食動物です。野生ではほとんど植物しか食べません。そのため、ヒマワリの種などの栄養価の高いものばかりあげるとあっという間に太ってしまいます。寒い冬には多少の脂肪が必要ですが、太りすぎは良くありません。餌はウサギなどの草食動物用のペレットを中心にあげましょう。プレーリードッグを観察するとすぐ分かると思うのですが、プレーリードッグはヒマワリの種などの栄養価が高く、脂肪分の多いようなものの方が好きです。好きなものをあげたくなるのは分かりますが、やりすぎには注意しましょう。他にもハトエサや牧草、果物や野菜をプレーリードッグの様子を見ながらあげましょう。餌をあげることはプレーリードッグとのコミュニケーションにもなりますので、プレーリードッグの様子をしっかり観察しましょう。

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